これまでのキャリアで、特に印象に残っている仕事を教えてください。
前職は製造・物流・ITを担う総合小売業にいました。
もっとも印象的なのは、業務改革部門で取り組んだプロジェクトです。EC受注システム・オペレーション改革、組織再編、適正在庫の理論構築など、企業全体の最適化を図るものでした。店舗、商品部、物流、人事といった様々な部署を跨いでプロジェクトを自ら推進し、成果を生み出すことができた達成感は今でも忘れられません。
ロジクロス・コミュニケーションに転職し、新たな挑戦を選んだのはなぜですか？
前職では成果を出せたものの、「社内の仕組みや経験に支えられていただけではないか」という思いが拭えませんでした。そこで、自分の力を客観的に試すために、あえて新しい環境で挑戦したかった。今まで培ってきた経験がどこまで通用するのか、自分をもう一段成長させるために転職を決意しました。
ロジクロス・コミュニケーションを知ったきっかけと、
入社の決め手を教えてください。
特定の職種や業種に絞らず幅広く転職活動していた時、ロジクロスからのスカウトメールを受け取りました。
面接で代表の吉村と話す中で「物流業界におけるデータサイエンティストの可能性」を語られ、強く惹かれました。そのプロジェクトの立ち上げに誘っていただき、力になりたいと思ったのが決め手です。データサイエンティストのお話はなんと10年前からしていたと伺い、経営者として長期的な視点で物事を考え続ける姿勢に感銘を受けました。
また、転職時期が2人目の出産と重なっていたため、家庭との両立を大切にした私にとって、社長の人柄や温かな社風も大きな魅力でした。
面接時と入社後、期待と現実に
ギャップはありましたか？
入社後、良い意味での刺激と成長を感じています。前職では社内の改善・改革でしたが、ロジクロスではクライアントごとに多様な課題に直面します。毎回新しい視点を得られるのは、自分にとって大きなアップデートです。
一方で、すべてをコントロールできない部分には難しさもありますが、前職とはまた違うやりがいを感じています。
現在の目標や挑戦していることを
教えてください。
今、社内で利用できるデータ分析ツールを体系化し、将来的な外販を目指して取り組んでいます。
SCM業界全体を支える新たなソリューションを創出することが目標です！AIの進化が加速する中で、従来のコンサルティングはやがて不要になるかもしれません。それでも、「0から1を生み出す力」を持つコンサルタントは、必ず求められる存在のはず。
AIでは代替できない価値をどう形にするか、どう物流業界全体を支える仕組みに昇華するかを真剣に模索中です。SCM関連のコンサルティングが完全なレッドオーシャンになってしまう前に、業界に安定をもたらす策を打ち立てたいですね。
どんな人と一緒に働きたいですか？
実際のところ、情熱やロマン、折れない反骨精神を武器に、自ら考えて行動できる人でないと難しい職種です。
指示を待つのではなく、自走し、周囲を巻き込むことができれば、ぐんぐん成長できます。ロジクロスは少数精鋭の会社だからこそ、社内で実力が認められれば、早期に自分の力で事業を動かせるのは面白いですよ。
あなたにとって人生におけるロマンは？
物流業界でどのようなことを目指しますか？
物流業界全体を見渡すと、大手企業が荷主として目立つ一方で、実際に業界を支えているのは中小企業が大半です。私は、そうした中小企業を支える存在になりたいです。
特に元請けの立場は、2024年問題をきっかけに発言力が少しずつ強まってきたものの、まだ十分とは言えません。物流の地位をさらに向上させ、荷主との立場を対等にすることが、業界だけでなく社会全体、さらには国にとっても大きな価値をもたらすと思っています。
最後に、応募者へのメッセージを
お願いします。
ロジクロスは物流業界にデータサイエンスを取り入れることで、新たな価値を生み出そうとしています。
ここで働くということは、単にコンサルティングをするだけでなく、業界そのものを変える一員になるということ。道を切り拓くパイオニアとして、新たな挑戦に加わりたい方を歓迎します。少数精鋭の環境で、経営者と近い距離で事業拡大に携わりながら、自らの成長を実感してください。